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世界規模の不況を乗り切るため注目が集まっている商品先物取引。
当サイトでは、その基礎知識から人気銘柄などまで幅広く説明しています。
名前は知っているけれど、よくわからない・・・。
そんな方は是非ご覧ください。



一口コラム◆商品先物取引

商品先物取引とは?

リーマンショック以降、金融に関する関心がかなり高まってきています。
今が一番、金融への注目が集まっている時期かもしれません。

さらに、オバマ大統領が就任した事で、それに輪をかけて経済に対してのニュースが増えてきました。

新しい大統領が就任した事で、アメリカの経済がよくなるという期待感があります。
そのことから、ドルを買う動きが見られるのでは、あるいは海外の株が買われるのでは、といった形で、特にアメリカの金融に関する期待が高まっているのです。

それは、「アメリカがくしゃみをしたら……」と揶揄される日本にも当然影響が及び、日本国内の金融への関心も高まっています。

そんな中、先物取引の一種である商品先物取引にも、かなり興味を持っている方が増えてきているようです。
とはいっても、まだ数ある金融取引の中では、マイナーな部類に入るかもしれませんね。

そんな商品先物取引に関して、簡単にですがご説明します。

商品先物取引は、農産物、鉱工業材料などを対象商品として取引を行い、その値動きによる差額によって利益を得るというものです。
株取引は、会社の株価の上下動によって、あるいはFXが為替の変動によって利益が生まれるものです。
それに対し、この商品先物取引は、大豆やコーヒーなどの農産物、金やアルミニウムなどといった工業品の値段の上下動によって利益を得るというものなのです。

農産物や工業品を扱う事で、より身近な商品の価格変動を呼んでいく分、株や為替よりも簡単なように思えます。
しかし、実際には簡単ではないです。
かといって難しくもありませんので、比較的安全に稼ぎやすいとはいえるものでしょう。

まずは先物取引を知ろう

先物取引というのは、商品先物取引所が扱っている商品についての売買を行う取引です。

簡単に言えば、お店に売っている物を買うのと基本的には変わりません。

もし電気屋で、10万円で買ったパソコンを、知り合いに12万円で売ったら、その分の2万円は儲かるわけですよね。
それを複雑にした物が金融取引であり、その中のひとつが先物取引といえます。

上記の例のような取引は、「実物取引」といいます。
リアルタイムの値段で売買を行い、その商品とお金を交換するのが実物取引ですね。

しかし、先物取引というのは、その場での交換をする取引ではありません。
ある将来の一定期日にその商品を受け取れる権利を売買するというものです。

例を挙げると、電気屋でパソコンを買いに行ったとします。
すると、お目当てのパソコンは現在品切れでした。

パソコンの値段は現在10万円ですが、近い将来相場が9万円に下がるという話がありました。
ですが、それが本当かどうかはわかりません。

そして、店長と話し合いの結果、一週間後にこのパソコンを9万5千円で買うという予約をしました。
その結果、一週間後にその相場は10万円から変化せず、5千円安く買う事ができました。

少々乱暴な例えですが、これが先物取引です。


商品先物取引を知ろう!

商品先物取引を知ろう!カテゴリー項目一覧

01 基礎知識

商品先物取引の歴史 商品先物取引のメリット 商品先物取引のデメリット 申込方法 取引会社の選び方

02 仕組みを理解する

商品先物取引における基本 どのようにして行われているか 証拠金 売買注文方法 注文の際にチェックしておく事

03 金・貴金属相場

金について 金の価格変動の例 銀、プラチナ アルミニウム、パラジウム

04 原油・天然資源相場

原油 ガソリン 灯油、軽油、天然ゴム トウモロコシ 大豆

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商品先物取引を知ろう!のおすすめ!

商品先物取引の歴史

商品先物取引の歴史は、意外と古いのです。

最初に国内で商品先物取引が行われたのは、1730年、即ち江戸時代だといわれています。
しかも、実はそれより前の1600年代に、既にその全身となる取引が行われていたという記述もあります。

明確に幕府が取引を許可した1730年を基準としても、既に280年もの歴史があるわけです。
その際に取引された商品は米です。
これは金融取引の中ではかなり歴史が深い部類に入るのではないでしょうか。

その後も、米の先物取引はずっと行われていきましたが、1939年、第二次世界大戦時に米流通統制が行われ、廃止しています。

商品先物取引自体は終戦後の1950年以降に再開されましたが、米の先物取引は未だに再開されておらず、その目処も立っていないのが現状です。

米は日本における最も主流な農作物であって、日本の食文化の象徴である事は、誰しもが認識している事です。
その米での取引がなされていないというのは、少々寂しいところですね。

商品先物取引が300年近く前から行われていた事には、多くの方が驚きを覚えるところでしょう。

ただ、取引という概念はその数百年、数千年前から行われていました。
農作物などの生活に根付いた物に対して価値の変動があり、それを利用して利益を得るという概念が江戸時代にあったとしても、それほど不思議ではないかもしれません。

こういったものは、科学の発展などとは違い、庶民でも行える工夫ですから。


商品先物取引を知ろう! Pick Up!

メリット1

商品先物取引は、農作物や工業品をターゲットにした先物取引である為、そのメリットやデメリットは先物取引に準拠します。

とはいえ、商品先物取引には商品先物取引独自のメリット・デメリットも少なからず存在しています。

第一のメリットは、FXのレバレッジや株の信用取引などと同様、小額で多額の取引が行える点があります。

商品先物取引においても、レバレッジという言葉は使用されるので、FXの経験がある方にとってはわかりやすいかもしれませんね。

簡単に説明すると、口座に入れたお金の数倍、数十倍の金額での取引が可能となります。
これによって、例えば10万円しか持っていなくても、100万円、200万円分の大豆や金といった商品での取引が可能になるというわけです。

これに伴い、商品先物取引では売りポジションからの取引も行えます。
FXでも同じシステムがありますが、これはとても便利です。

通常、金融取引というのはまず取引対象となるものを買い、その後価格が変動してから売るというのが一般的ですね。
しかし、商品先物取引では、まず手元にないはずの商品の権利を証券会社から借りてそれを売り、価格が動いた時に買い戻してそれを返すというものです。

理屈としては難しいですね。
でも、慣れれば簡単にこなせます。

これによって、普通は購入する商品の価格が上昇した時でないと差益が発生しませんが、売り注文から入れば価格が下がった場合に差益が出るので、戦略の幅が広がるのです。


メリット2


商品先物取引の場合、株の信用取引やFXとよく似たメリットがある一方、FXより有利な点もあります。
例えば、信用取引の場合、口座にあるお金よりも多くの金額を使った取引が可能ですが、その保証金に金利負担がかかります。

しかし、商品先物取引の場合は金利負担がありません。
これは、負担が軽くて済むという事です。

そして次は先物取引ではなく商品先物取引独自のメリットです。
これは当然、取り扱う商品の性質がものをいうメリットですね。

商品先物取引では多くの商品を取り扱いますが、その中には非常に価格変動が大きなものが数多くあります。
その中でも特に動きやすいのは、ガソリン、灯油、アルミニウムといったところでしょう。

特に、ガソリンと灯油は身をもって体験した方が多いでしょう。

これだけ価格がダイナミックに変動するというのは、変動が激しいと言われている株式市場の銘柄においてもなかなかお目にかかれません。
そういう意味では、大きな博打を打ちたいという方には向いている商品と言えます。

価格変動が激しい商品があるという事は、それだけ短期間で大きな稼ぎが期待できるという事です。
長期の取引が苦手という方には、この商品先物取引は向いていると言えるでしょう。

また、短期が向いていないという方は、価格の変動が少ない商品を選べばそれでOKです。
自分にあった取引ができるだけのラインナップが揃っているという点が魅力と言えますし、非常にメリットが多い取引と言えるでしょう。

100%利益が得られるのであれば、誰も苦労はしませんよね。

しかし金融取引には、リスクは付きものです。

バブル崩壊前は実際、銀行に預けていれば100%何のリスクもなくお金が増えるという認識でいた方も多いでしょう。
まさか銀行に倒産のリスクが訪れるとは夢にも思っていなかったはずです。

しかし、投資、金融取引というものには、絶対にこういったリスクがあるのです。

それは当然、商品先物取引にもあります。
しかも、レバレッジによって多額の取引が可能という事は、跳ね返ってくる額も非常に大きいという事になります。

例えば、口座に数十万円しかないのに、数百万円の損失を被ってしまうリスクがあるのです。
当然そうなれば借金生活がスタートします。

通常の取引であれば、元手がゼロになるリスクはあっても、マイナスになるリスクはありませんので、この点は、商品先物取引の持つデメリットという事になるでしょう。

また、元本保証もありません。

それが何を意味するかというと、投資した資金がゼロとなり、戻ってこない可能性があるという事です。
資金が価格言動により減少し、証拠金が不足した場合は、追加しなくてはならなくなるケースもあります。

こういったリスクもしっかり頭に入れた上で、商品先物取引は行う必要があります。

特に、レバレッジのある取引は常にハイリスク・ハイリターンであるという事を頭に入れておかないと、取り返しのつかない事になりかねません。
最悪、口座にあるお金がなくなるだけ、と甘く考えていると、人生が狂う可能性だってあるのです。

商品先物取引を行う為には、まず特定の会社に申込をして、口座を作る必要があります。
基本的には他の金融取引と同じような形ですね。

申込は、電話、FAXなどで行いますが、現在の主流はインターネットです。
オンライン申込で行うと、タイムロスも少なく、円滑な申込が可能となります。

申込を行うと、自分の元に約諾書などの必要書類が送られてきます。
主に、商品先物取引を行う為に、その取引を会社に対して委託するという旨の書類ですね。

委託と言っても、商品の選択や売買のタイミングなどを頼むわけではありません。
自分が出した注文に対してその商品の売買を行い、手数料などの代金を仲介の報酬として取ってもいいですよ、という感じの内容です。

この書類に必要事項及び捺印を行い、返送用の封筒に入れて送り返し、しばらく経ったら、口座の開設が可能となります。

基本的に、口座を作らなければ商品先物取引は出来ません。
口座を開設するには、申込から早くても1週間、遅い場合は2週間以上かかる事もあります。

最低限の審査も行われますが、普通に生活している状態であれば全く問題はありません。

ここまでの流れは、基本的に他の金融取引と同じと考えて差し支えありません。
一度でも株やFXの会社に申込を行った事がある方ならば、特に問題なく口座開設できるでしょう。

初めての場合は、捺印の仕方がまずかったり、記入に不備があったりしてやり直しを要求される事もあるかもしれません。
そうなるとかなり開設までに時間がかかるので、事前にできるだけ丁寧に記入・捺印を行いましょう。

商品先物取引を行っている会社は、まだFXや株の証券会社ほどは多くありませんので、選択肢は自ずと限られていきます。

とはいえ、それでどの会社でも同じ、というわけではありません。
それぞれに特徴があり、良い所、悪い所があります。

では、実際にはどういった基準で商品先物取引会社を選べばいいのでしょう。

まず特徴として、商品先物取引会社というのは、まだ普及していない状況なので、システムが他の金融取引の証券会社ほど安定していない点が挙げられます。
オンラインサービスにしても、あまり充実しているとはいえません。

よって、システムが出来るだけ安定しているところが好ましいですね。
例えば、サーバーが極端に弱いところは、少しでも注文が殺到するとすぐに繋がらなくなり、これは金融取引としては致命的です。

取引はタイミングが命で、それを逃すと大損してしまったり、せっかくの利益機会をなくしてしまったりする恐れがあるのです。
システムが安定しないと、このタイミングを掴み損ねる可能性が高いです。

株やFXの証券会社の場合は、まず手数料などのコスト面を重視する事になります。
しかし、商品先物取引会社に関しては、システム、経営の安定が重要です。

システムは前述の通りですが、経営状態も非常に重要です。
というのも、まだ小さな会社が多いので、油断していると会社が倒産などという事もありえます。
そうなると、口座に入れていたお金が全てなくなってしまう、ということにもなりかねませんので、十分注意しましょう。